ガン免疫治療

言うまでもなく、現代のガン治療の基本は、固形ガンであれば外科手術。ガンの発生部位進行度により術前・術後の科学療法と放射線療法です。固形ガン以外では科学療法と放射線療法が有効な場合もあります。もちろん小児ガンにも有効な場合もありますし治癒することもあります。しかし臨床、基礎研究で多くの医師、化学者が長年にわたって不眠不休で研究しているのにかかわらずガンで亡くなる患者さんは後を絶ちません。平成十九年四月一日からがん対策基本法が施行されましたが、今後さらにガンによる死亡者がますます増加すると確実に予想されます。
多くの人が感じているように、この治療法はもはや早期ガン、治るガン以外では限界に来ているといっても過言ではないと思います。進行ガン、悪性度の高いガンにおいては、状況はほとんど変わっていません。手術適応にならないほど癌巣が隣接する臓器にまで浸潤している場合、多発転移、遠隔転移などで摘出できない場合です。そのままガンが増殖しなければいいのですが、進行が進むと合併症がおきてきます。また術後再発などをおこした場合は科学療法や放射線療法をすることが多いのですが、懸命に患者さんの命を助けようと努力してい医師、あるいは患者さんの主治医そして闘病生活を送っている患者さんに対しては申し訳ないのですが極端な言い方をしたらすべてのガンではありませんが、ほとんどの場合それは少しばかり延命することを期待するに過ぎない現状は長年変わっていません。

情報化が進み、患者さんや患者さんの家族が、ガン治療の情報をインターネットで調べることが容易に出来るようになって来ました。しかし「ガン」に関連するキーワードで検索しても膨大な検索結果が出てしまい、自分にもっとも適している治療法かどうかの判断は迷ってしまいます。限られた時間で回り道をしないでどれだけその情報をもとに最適な治療法を決めるにはいろいろな不安や迷いがあると思います。主治医との関係もありますし保険が適用にならない治療をうける場合は経済的な問題もあると思います。

免疫とはからだの自己防衛機構です。
近年ガン細胞の分子機構がしだいに明らかになってきました。免疫系の特定の部位が異常をきたすと、がんなどを発症させるからです。リンパ球(NK細胞など)が40歳をすぎると毎日数千個発生するガン細胞を認識しどのようにガン細胞を修復させ正常な細胞にするか、はっきりわかってきましたした。ガン細胞を支配する遺伝子まで特定されてきました。このような分子生物学にもとづいた様々な免疫治療の研究が今後進むと思われます。遺伝子治療を用いてガン抑制遺伝子を活性化させようとする研究、治療も現在さかんにおこなわれるようになってきました。今後ますますガン免疫治療の果たす役割は増していくでしょう。しかし細胞が、がん化するきっかけはさまざまで、イニシエーター(正常な細胞のがん化を引き起こす原因となる発がん物質や要因)とプロモーター(がん細胞を促進する物質や要因)の関係もありますがガンと免疫は大きく関わっています。

当然のことですが医療者側が患者さんに適した治療を行うためには、新しい医学知識、技術や医療情報が当然必要です。遺伝子治療を含めた現代医学と免疫治療も分かる専門家が一緒になって患者さんの治療法を考える必要があると思います。医療が高度になった分だけ患者さん側も勉強して医師に対応しなければなりません。インフォームド・コンセントの必要性が叫ばれているのも実はガンの診断法と治療法が進歩、多様化した事と患者さん側が情報を集めやすくなってきた事と密接な関係があります。最新の治療から今では普通になってきたガン免疫治療まで実際のガン治療の医療現場で活躍している外科医、内科医や免疫治療に携わっている医師そして癌研有明病院、ガン専門病院をはじめ多くの医療機関、医師の協力のもと最新の情報を提供したいと思っておりますし、この情報化の時代できることなら病院の組織を超えてその人だけの最強医師団を作りたいとも思っております。


治療は病気や症状を治癒あるいは軽快させるための医療行為
療法は治療のしかた。治療の方法。と分けて使っています。

がん免疫治療首都圏セカンドオピニオン



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